※ご注文は「万能書店」様にてお願いいたします。

要約

公共団体等の発注者責任の強化が問われる昨今、建設工事の注文者の労働災害の防止責任を新四ツ木橋事件や天六ガス爆発事件、板橋ガス爆発事件等の具体例に基づいて、刑事上及び民事上の両面から検証。

【目次】

第一編　発注者の労働災害刑事責任

第一章　発注者の請負人の労働災害に対する刑事責任の発生問題
第二章　発注者の工事監督義務と労災防止責任
第三章　発注者の刑事責任と仮設物による労働災害
第四章　発注者による工程管理と労災刑事責任
第五章　土砂崩壊災害と発注者の刑事責任
第六章　発注者の労災刑事責任をめぐる問題

第二編　発注者の労働災害民事責任

第一章　発注者の請負人の労働災害に対する民事損害賠償責任の問題
第二章　公共団体等の工事注文者責任
第三章　労災事故についての公共工事発注者の責任と請負人の責任との競合問題
第四章　発注者のいわゆる使用者責任等をめぐる問題

第三編　発注者の労働安全衛生法上の責務

第一章　注文者としての公共団体と労働安全衛生法上の責務
第二章　労働安全衛生法上の発注者の労働災害防止措置義務