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要約

事例に学べ！　どこまでやったらパワハラなのか？
パワハラに関する裁判例（全111件）を、動機・原因等で分類・整理し、１事案につき２頁または４頁で「事件の概要」「判決要旨」「解説（コメント）」をコンパクトにまとめる。
学術的・理論的な解説よりも数多くの事例を著者の見解も含め平易に解説することを重視した企業担当者向けの実務書。

【目次】

第１章　部下の能力を理由とするパワハラ

(1) 能力の低さを理由とするもの（16事案）
(2) 仕事上の失敗を理由とするもの（10事案）

第２章　勤務態度を理由とするパワハラ

(1) 協調性の欠如、ルーズな勤務等に対するもの（５事案）
(2) 使用者や上司に対する批判、反抗等を理由とするもの（12事案）
(3) 具体的な業務命令違反を理由とするもの（11事案）
(4) 退職勧奨に係るもの（７事案）
(5) 不正行為、非違行為またはその疑いを理由とするもの（６事案）
(6) 身だしなみ、服装等を理由とするもの（２事案）
(7) 労働組合活動に係るもの（４事案）

第３章　内部告発等を理由とするパワハラ

(1) 内部に対する告発・通報（３事案）
(2) 外部に対する告発・通報（９事案）

第４章　部下・同僚らからのパワハラ（５事案）

第５章　職場等における仕事から離れたいじめ（４事案）

第６章　妊娠・出産、産休、育休取得を理由とするパワハラ

(1) 妊娠、産休取得を理由とするもの（４事案）
(2) 育児休業に係るもの（２事案）

第７章　セクハラに絡むパワハラ

(1) セクハラとパワハラが一体となったもの（４事案）
(2) セクハラ行為への拒否、抗議を理由とするもの（７事案）

第８章　むすび～パワハラ裁判例の整理と分析

巻末資料

• 「職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた提言」
• 「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ報告」
• 「心理的負荷による精神障害の認定基準」（別表１・業務による心理的負荷評価表）