労務管理-労働実務全般

監督署は怖くない!労務管理の要点

カテゴリー ー 労務管理-労働実務全般
著者 角森 洋子
編者/編著者/編集
監修
発行 労働調査会
発行日 20160930
判型/頁数 A5判/336頁
価格 2,420円(税抜価格2,200円)
送料 【1部 330円税込】
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ISBN 978-4-86319-502-8
備考
制作
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要約

長時間労働、賃金不払い、ハラスメント、労災かくし、安全衛生対策が講じられていない危険な職場……。こうした労働関係法令違反の事案やこれを取り締まる監督署の是正指導、司法処分の実状、しくみを紹介し、監督署への対応の仕方を元監督官でもある筆者が解説。さらに、監督署、労働局などの行政機関の組織や相談窓口、最近の監督行政の取組み、比較的違反が多く監督署の指導ポイントとなる労働関係法令の基礎知識など、116のQ&Aで分かりやすくまとめている。

目次

●改正法律等のあらまし
第1部 監督指導に関して聞きたい疑問(40問)
Q1 呼出(集合)監督
Q2 来署日時の変更
Q3 監督署に持参を指示された書類
Q4 賃金台帳の改ざん
Q5 監督官の調査を拒否するとどうなるか
Q6 監督指導対象の選定
Q7 労働条件自主点検表
Q8 監督の種類
Q9 監督に入られたときの対応
Q10 定期監督における書類のチェック
Q11 災害時監督・災害調査
Q12 監督署への事故報告義務
Q13 監督官の権限
Q14 監督官の調査・指導権限がある法律
Q15 是正勧告書・指導票・使用停止等命令書
Q16 是正期日
Q17 是正勧告書や指導票への対応
Q18 是正期日までに改善できなかった場合
Q19 虚偽の報告
Q20 残業代の遡及期間
Q21 申告監督
Q22 申告監督件数
Q23 監督件数の公表
Q24 送検事例
Q25 司法処分の基準
Q26 司法処分までの流れ
Q27 送検率・有罪件数
Q28 送検される法違反の内容と件数
Q29 捜査の内容  
Q30 強制捜査
Q31 司法処分の理由
Q32 労基法の存在意義
Q33 労基法の立場
Q34 監督署の役割
Q35 監督署と労働局
Q36 全国斉一行政
Q37 監督署の組織と業務
Q38 監督官の数
Q39 監視労働の許可申請
Q40 派遣労働に関する調査
第2部 労働問題のトラブル解決のための相談窓口(8問)
Q1 監督署が取り扱う相談
Q2 監督署への申告
Q3 パワハラの相談窓口
Q4 総合労働相談コーナー
Q5 マタハラの相談窓口
Q6 性差別・セクハラに関する相談・解決制度
Q7 偽装請負事案の相談
Q8 労働審判・少額訴訟

第3部 法令違反にならないために押さえておきたいQ&A
I 労働時間 (18問)
II 過重労働(5問)
III 賃 金
 1 損害賠償(5問)
 2 サービス残業(不払残業)(9問)
 3 最低賃金(6問)
IV 安全衛生管理
 1 健康診断(5問)
 2 メンタルヘルス対策(6問)
V 労災かくし(5問)
VI 派遣労働者・外国人労働者・年少者
 1 派遣労働者(4問)
 2 外国人労働者(4問)
 3 年少者(1問)

【著者プロフィール】
角森 洋子(かくもり ようこ)
特定社会保険労務士、労働衛生コンサルタント、元労働基準監督官。
兵庫産業保健総合支援センター法令担当相談員。
1977年労働省(現:厚生労働省)に入省し、労働基準監督官として、東京労働基準局、兵庫労働基準局、石川労働基準局、富山労働基準局に勤務。1991年労働省退職。1993年社会保険労務士資格取得。2000年社会保険労務士事務所開業。2006年特定社会保険労務士資格取得。2009年労働衛生コンサルタント(保健衛生)資格取得。著書に『労働基準監督署への対応と職場改善』(労働調査会)、『新版 新・労働法実務相談』(労務行政、分担執筆)、『わかりやすい労働安全衛生管理』(経営書院)などのほか、雑誌記事執筆多数。
http://roudoukijun.sakura.ne.jp/

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