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先を見据えた働き方の課題を議論~第1回労働政策審議会・労働政策基本部会~



厚生労働省は7月31日、第1回労働政策審議会労働政策基本部会
(部会長:守島基博・学習院大学経済学部経営学科教授)を開催した。
同部会では、昨年12月の「働き方に関する政策決定プロセス有識者会議」の報告を踏まえて、
AIなどの技術革新の動向と労働への影響や、時間・空間・企業に縛られない働き方など、
就業構造に関する課題や、旧来の労使の枠組みに当てはまらない課題などについて審議される。
冒頭、塩崎恭久・厚生労働大臣(写真)が挨拶し、「旧来の労使という枠組みでは、全ての働く方々と企業などの
意見をカバーするということはなかなか難しいと思われる」と述べた。
また、委員に対しては「先を見据えた働き方の課題や、旧来の労使の枠組みを超えた課題などの働き方を取り巻く
課題について、自由闊達に議論いただきたい」と述べた。
今後の議論を踏まえて、来年6月頃を目途に報告書を取りまとめる予定としている。