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法整備に向け来週に「論点整理」示す~第14回・同一労働同一賃金の実現に向けた検討会~

厚生労働省は3月8日、第14回「同一労働同一賃金の実現に向けた検討会」を開催した。
本検討会では、中間報告を取りまとめ昨年12月に公表した後、2回にわたり同一労働同一賃金の
法整備に向けて議論を行った。
なお、法整備の議論については、あり得る選択肢が幅広く、政策的な価値判断によるものも大きいため、
今回は、法整備の論点において踏まえるべき議論の前提やあり得る選択肢、利害得失等を幅広く挙げ、
整理したものを「論点整理」として、来週中に示す予定としている。
今回で本検討会が最終回となるにあたり、橋本岳・厚生労働副大臣が挨拶に立ち、塩崎恭久・厚生労働大臣の
挨拶を代読した(写真)。挨拶では「働く喜びと成長の好循環をより強固なものにするためにも、
法整備に向けた論点整理は、今月中に取りまとめる予定の『働き方改革実行計画』へ反映し、
今後の検討の土台とさせていただく。同一労働同一賃金を実現する法律案をつくり上げるべく、
労働政策審議会での建設的な議論においても、論点整理を活かして参りたい」と述べた。
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