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調査・統計

虐待認められた障害者数が前年度より大幅に増加~29年度・使用者による障害者虐待状況~



厚生労働省は、平成29年度「使用者による障害者虐待の状況等」の結果をまとめた。
これは、平成24年10月に施行された「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」に
基づき公表するもの。 
それによると、都道府県労働局に寄せられた使用者(障害者を雇用する事業主や職場の上司など)による
障害者虐待の通報・届出のあった事業所数は1483事業所で前年度より12.7%増加している。
また、使用者による障害者虐待が認められた事業所数は597事業所(前年度比2.8%増)、
虐待を行った使用者数は603人(同2.0%増)、虐待が認められた障害者数は1308人(同34.6%増)となっている
(障害者虐待が認められた事業所は、届出・通報の時期、内容が異なる場合には、複数計上している)。
また、虐待が認められた障害者の障害種別は、身体障害272人、知的障害489人、精神障害452人、
発達障害36人となっている(重複しているものがある)。
受けた虐待の種別をみると、「経済的虐待」1162人、「心理的虐待」116人、「身体的虐待」80人などとなっている
(重複しているものがある)。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。