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調査・統計

求人票の内容に係る求職者からの苦情が年間約8500件~厚労省・29年度の申出等の件数まとめる~



厚生労働省は、「平成29年度ハローワークにおける求人票の記載内容と実際の労働条件の相違に係る
申出等の件数」をまとめた。
それによると、求人票の記載内容に係る求職者からの申出・苦情の件数は8507件となっており、
前年度(9299件)と比べ792件(8.5%)減少している。
申出等の具体的な内容をみると、「賃金に関すること」が2336件(全体の27.5%)で最も多く、
次いで、「就業時間に関すること」1789件(同21.0%)、「職種・仕事の内容に関すること」1255件(同14.8%)、
「選考方法・応募書類に関すること」963件(同11.3%)、「休日に関すること」847件(同10.0%)の
順となっている(1件の申出等で複数の内容を含むものは、それぞれの内訳に計上)。
なお、申出等のうち、「求人票の内容が実際と異なる」件数は3362件だった。
同省では、こうした相違に係る相談を受けた場合、ハローワークにおいて迅速な事実確認、
必要な是正指導などの対応を行っている。
その対応状況は、上記「求人票の内容が実際と異なる」件数のうち、是正指導の結果、「求人票の内容を変更」
したものが777件、「求人取消」が384件、「職業紹介の一時保留」が257件、「求人票に合わせ労働条件等を変更」
したものが189件などとなっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。