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調査・統計

度数率は1.66、強度率は0.09に~29年・労働災害動向調査結果~



厚生労働省は、平成29年「労働災害動向調査(事業所調査・規模100人以上及び
総合工事業調査)」の結果をまとめた。
まず、事業所調査の結果をみると、度数率(100万延べ実労働時間当たりの労働災害による
死傷者数で、災害発生の頻度を表す)は1.66(前年1.63)、強度率(1000延べ実労働時間
当たりの労働損失日数で、災害の重さの程度を表す)は0.09(同0.10)となっている。
また、死傷者1人平均の労働損失日数は55.0日(前年60.0日)となっている。
産業別にみた度数率、強度率は、度数率が最も高いのは、「農業、林業」の5.38
(前年4.31)、次いで、「生活関連サービス業、娯楽業」(一部の業種に限る)4.27
(同3.90)、「サービス業(他に分類されないもの)」(一部の業種に限る)3.38
(同2.72)、「運輸業、郵便業」3.24(同2.97)の順となっている。
強度率が最も高いのは、「宿泊業、飲食サービス業」(旅館、ホテルに限る)の0.48
(前年0.07)、次いで、「生活関連サービス業、娯楽業」(一部の業種に限る)0.31
(同0.09)、「建設業」(総合工事業を除く)0.14(同0.17)の順となっている。 
次に、総合工事業(工事現場)についてみると、度数率は0.81(前年0.64)、
強度率は0.18(同0.11)となっている。
また、死傷者1人平均の労働損失日数は225.2日(前年168.2日)となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。