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平成27年1月~10月の死亡災害発生状況~前年同期比4.9%減少~

厚生労働省が平成27年11月7日現在でまとめた平成27年1月~10月に発生した労働災害による死亡者数(速報値)は、全産業で750人となっており、前年同期と比べ39人(4.9%)減少している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の266人(全体の35.5%)、次いで、第三次産業178人(同23.7%)、製造業130人(同17.3%)、陸上貨物運送事業86人(同11.5%)の順となっている。第三次産業の内訳では、商業が67人(第三次産業の中の37.6%)、清掃・と畜が34人(同19.1%)で比較的多くなっている。     

平成27年における死亡災害発生状況 (速報)(平成27年11月7日現在)
業種 平成27年(1月~10月) 平成26年(1月~10月) 対26年比較
死亡者数(人) 構成比(%) 死亡者数(人) 構成比(%) 増減数(人) 増減率(%)
全産業 750 100.0 789 100.0 -39 -4.9
製造業 130 17.3 141 17.9 -11 -7.8
鉱業 10 1.3 9 1.1 1 11.1
建設業 266 35.5 299 37.9 -33 -11.0
交通運輸事業 19 2.5 13 1.6 6 46.2
陸上貨物運送事業 86 11.5 91 11.5 -5 5.5
港湾運送業 6 0.8 5 0.6 1 20.0
林業 28 3.7 31 3.9 -3 -9.7
農業、畜産・水産業 27 3.6 24 3.0 3 12.5
第三次産業 178 23.7 176 22.3 2 1.1